はじめに
必要なときに接続できない防犯カメラほど厄介なものはありません。家の周りで何かが起きても、ライブ映像や通知、録画が受け取れないということだからです。Google Nest カメラが接続できない場合、その原因はたいてい、Wi‑Fi の問題、アプリの不具合、またはネットワークに合わなくなった設定が組み合わさっていることにあります。
このガイドでは、Google Nest カメラの接続トラブルを解決するための実用的な手順を説明します。Wi‑Fi の確認方法、正しい再起動のしかた、セットアップ失敗時の対処法、基本的な対処で直らない場合の高度なネットワーク設定の調整方法を学べます。
各セクションを順番に進めてください。まずは簡単な確認から始め、カメラがまだ接続できない場合にのみ、より深いステップに進みます。最後には、スマートホーム環境にスムーズに組み込まれ、必要なときにオンラインを維持できる安定した Nest カメラが手に入るはずです。

「Google Nest カメラが接続できない」問題を理解する
「Google Nest カメラが接続できない」と言うとき、アプリやスマートフォンにはさまざまな症状が表示されているかもしれません。どのタイプの問題なのかを理解することで、その後のトラブルシューティングをより早く、正確に行うことができます。
Nest カメラが接続できないときによく見られる症状
ほとんどの接続トラブルは、Google Home アプリまたは Nest アプリ上で似たような形で現れます。典型的な症状には次のようなものがあります。
- カメラに「オフライン」または「切断」と表示される。
- セットアップの途中で「このデバイスに接続できません」などのメッセージが表示される。
- ライブ映像が一向に読み込まれず、読み込み中のスピナーが終わらない。
- カメラを開いたときに「問題が発生しました」といったエラーが出る。
- カメラに電源はあるのに、動作検知の通知が止まってしまう。
これらの兆候に見覚えがあれば、カメラは Wi‑Fi、インターネット接続、または Google のサーバーへの接続に問題を抱えている可能性が高いといえます。
このガイドが対象とする Google Nest カメラの機種
このガイドの手順は、次のような現在のほとんどの Google Nest カメラに当てはまります。
- Nest Cam(屋内、電源ケーブル式)
- Nest Cam(バッテリー)
- Nest Cam Floodlight(投光照明付き)
- Nest Doorbell(電源ケーブル式およびバッテリー)
- 2024 年以降に対応している Nest Cam 屋内/屋外モデル
機種によってメニューや LED のパターンは多少異なる場合がありますが、基本的な Wi‑Fi とセットアップの流れは似ています。カメラが Google Home アプリに表示される機種であれば、このガイドを使用できます。
接続できない症状の種類を特定でき、自分の機種が対象であることが分かったら、最初の簡単な確認手順に進みましょう。
本格的なトラブルシューティング前の簡単な確認
ルーターの設定を変えたり、高度なネットワーク調整に踏み込んだりする前に、単純な問題を切り分けましょう。「Google Nest カメラが接続できない」という問題の多くは、基本的な電源トラブル、局所的な Wi‑Fi の不具合、または古いアプリが原因です。
Nest カメラの電源と LED 状態を確認する
まずはカメラ本体から確認します。
- 電源ケーブルがカメラとコンセント(またはアダプタ)にしっかり差し込まれていることを確認します。
- バッテリー式モデルの場合は、バッテリーが充電されているか確認します。分からない場合は、少なくとも 30 分間は充電してください。
- ステータスライトを確認します。
- 点灯または点滅している場合は、電源はおおむね正常です。
- ライトがまったく点かない場合は、電源がないか、バッテリーが深く放電している可能性があります。
カメラに電源が入っていなければ、アプリやルーター側で何をしても接続されることはありません。
スマートフォンの Wi‑Fi とインターネット接続をテストする
スマートフォンやタブレットは、Nest カメラのリモコン兼セットアップツールとして働きます。
- カメラの設置場所の近くに立ちます。
- スマートフォンでブラウザを開き、いくつかのウェブサイトにアクセスしてみます。
- 可能であれば、簡単な速度テストも実行します。
スマートフォンがオンライン状態を維持できなかったり、ページの読み込みが非常に遅かったり、速度テストに失敗したりする場合、Nest カメラはそれ以上に接続に苦労します。カメラのせいにする前に、まず安定したインターネット接続を確保する必要があります。
スマートフォンやタブレットの Google Home アプリを更新する
古いアプリは、奇妙なバグや接続失敗の原因になることがあります。
- App Store または Google Play ストアを開きます。
- 「Google Home」と検索します。
- 「更新」ボタンが表示されていたらタップします。
最新バージョンのアプリであれば、正しいメニューが表示され、アプリがカメラのファームウェアと正しく通信できます。
これらの簡単な確認を行ってもまだ Google Nest カメラが接続できない場合は、次に Wi‑Fi ネットワーク設定とカメラとの関係を詳しく見ていきます。
Nest カメラ用の Wi‑Fi ネットワーク設定を確認する
基本的な電源やアプリの問題を除外したら、もっとも可能性が高い原因は Wi‑Fi の設定になります。Nest カメラは、特定の Wi‑Fi 帯域、セキュリティ方式、電波強度に依存して接続を維持しています。
2.4 GHz と 5 GHz の帯域と、Nest カメラが使用する帯域
多くの最新ルーターは 2 つの Wi‑Fi 帯域を発信しています。
- 2.4 GHz:到達範囲が長く速度は遅め。壁越しに強い。
- 5 GHz:到達範囲が短く速度は速い。壁越しに弱い。
多くの Nest カメラは、特に屋外や階をまたぐ場合、到達距離を優先するため 2.4 GHz を推奨または必須としています。ルーターが 2 つの帯域を 1 つのネットワーク名(SSID)にまとめている場合、カメラは通常、自動的に適切な帯域を選択します。「MyWiFi_2G」と「MyWiFi_5G」のようにネットワークが分かれている場合は、より安定した信号を得るために、カメラは 2.4 GHz のネットワークに接続してください。
Wi‑Fi 名、パスワード、セキュリティタイプを確認する
ここでのちょっとした違いが、Google Nest カメラが接続できない非常に一般的な原因になります。
- Wi‑Fi 名(SSID)に、一部の機器が苦手とするような特殊な記号を使用していないか確認します。
- ルーターのアプリまたは管理画面でパスワードを確認し、Google Home アプリにまったく同じように入力していることを確かめます。
- 古い WEP ではなく、WPA2 もしくは WPA3 のセキュリティを使用します。WEP は多くの最新機器でサポートされていません。
最近 Wi‑Fi 名やパスワードを変更した場合、カメラはまだ古い情報を使おうとしており、アプリで再接続させるまでオフラインのままになります。
壁、家電、他の機器による干渉を減らす
強力なルーターでも、混雑した環境では苦戦することがあります。
- ルーターは床から離し、厚い壁や大型家電から離れた場所に設置します。
- 電子レンジ、コードレス電話、ベビーモニター、大型の金属製品の近くは避けます。
- 屋外カメラの場合、可能であれば、レンガや金属サイディングのすぐ裏側などは避けて設置します。
電波の通り道がクリアになれば、切断が減り、ライブ映像も安定します。
Wi‑Fi の基本設定を調整したあとは、機器を再起動して、きれいな状態で再接続し、更新されたネットワーク設定を反映させましょう。

正しい手順で機器を再起動する
再起動は、「Google Nest カメラが接続できない」問題を解決することがよくありますが、その順番と方法が重要です。機器を再起動すると、一時的な不具合がクリアされ、ルーターへの新しいクリーンな接続が強制されます。
アプリから Google Nest カメラを再起動し、電源を入れ直す
まずはソフト再起動を試します。
- Google Home アプリまたは Nest アプリを開きます。
- カメラをタップします。
- (機種に応じて)デバイスを再起動する設定やオプションを探します。
それでも改善しない場合は、カメラの電源を入れ直します。
- 電源ケーブルを抜くか、バッテリーを取り外します。
- 少なくとも 10〜20 秒待ちます。
- 電源ケーブルを再び差し込むか、バッテリーを戻します。
起動して Wi‑Fi への再接続を試みるまで、1〜2 分ほど待ちます。
ルーターとモデムを正しい順番で再起動する
ネットワーク機器を誤った順序で再起動すると、かえって混乱を招くことがあります。次の順番で行ってください。
- モデムとルーターの電源を抜きます。
- 30 秒待ちます。
- まずモデムの電源を入れ、ランプが安定するまで待ちます。
- 次にルーターの電源を入れ、完全に再起動するまで待ちます。
Wi‑Fi が復旧したら、カメラは自動的に再接続を試みます。
スマートフォン、タブレット、スマートディスプレイを再起動すべきタイミング
ある 1 台の端末だけでカメラがオフライン表示になる場合、その端末上のアプリが固まっている可能性があります。
- スマートフォンやタブレットを再起動し、Google Home アプリを再度開きます。
- カメラ表示に Nest Hub などのスマートディスプレイを使っている場合は、それも再起動します。
ここまで再起動を行えば、問題が基本的なハードウェアにあるのか、それともより深い設定にあるのかを見分けられます。それでもカメラが接続できない場合は、新規セットアップ時特有の問題に進みましょう。
新しい Nest カメラがセットアップ時に接続できない場合の対処
ときどき、最初のセットアップからうまく接続できないことがあります。この場合、真の問題は既存の接続ではなく、ペアリングとローカル検出のプロセスにあります。
初期セットアップのためにスマートフォンの Bluetooth と位置情報を有効にする
スマートフォンと Nest カメラの最初の接続には、Bluetooth とローカル検出が使われることが多いです。
- スマートフォンで Bluetooth をオンにします。
- 位置情報サービスをオンにします。
- Google Home アプリを開き、「デバイスを追加」プロセスを再度開始します。
Bluetooth と位置情報が無効なままだと、アプリがカメラを見つけられず、Wi‑Fi に問題がないのに「接続できません」というメッセージが繰り返し表示されることがあります。
Google Home アプリでカメラを削除してから再追加する
セットアップが途中で失敗した場合、中途半端に追加されたデバイスが、きれいなセットアップを妨げていることがあります。
- Google Home を開きます。
- カメラのタイルが表示されていれば長押しします。
- 「デバイスを削除」などのオプションを選択します。
- アプリを再起動します。
- 「+」ボタンをタップして新しいデバイスを追加し、セットアップを最初からやり直します。
このクリーンスタートにより、以前の不完全な試行で残ったエラーがクリアされることがよくあります。
Nest カメラを初期化(工場出荷時設定リセット)してやり直す
セットアップを何度試してもうまくいかない場合は、工場出荷時設定へのリセットが必要かもしれません。
- Nest カメラのリセットボタンを探します(小さな穴や、ボタンにラベルが付いていることが多いです)。
- 機種別サポートガイドに記載された時間(通常 10〜15 秒ほど)押し続けます。
- ステータスライトや音声ガイダンスなど、機種ごとのリセット完了の合図を待ちます。
リセット後は新品と同じ扱いになり、Google Home アプリで再度セットアップを行います。以前は正常に動作していたのに、ネットワーク変更後に動かなくなった場合は、次のセクションが該当します。
ルーターやネットワークを変えたあとの Wi‑Fi 問題を解決する
多くの場合、新しいルーターを導入した直後や Wi‑Fi 情報を変更した直後に「Google Nest カメラが接続できない」と気付きます。この状況では、カメラは依然として古いネットワーク設定を使おうとしています。
Wi‑Fi 名やパスワードを変更した場合の対処
ネットワークの名前やパスワードだけを変更した場合は、次のようにします。
- Google Home アプリを開きます。
- カメラをタップします。
- 設定に進み、Wi‑Fi やネットワークの項目を探します。
- 案内に従って Wi‑Fi ネットワークを変更・更新し、新しいパスワードを入力します。
カメラが新しい認証情報を推測することはできないので、アプリから手動で更新する必要があります。
新しいルーター導入後に Nest カメラを再接続する
ルーターを交換すると、デバイスから見たネットワークの姿が完全に変わることがあります。
- 可能なら、新しいルーターに旧ルーターと同じ Wi‑Fi 名とパスワードを設定します。多くの機器(Nest カメラを含む)は、自動的に再接続します。
- 新しい名前やパスワードにした場合は、ほとんど新品のセットアップと同様に、各カメラをアプリから再接続する必要があります。
他のスマートホーム機器も再追加を求められるかどうか確認してください。もしそうであれば、問題はカメラ固有ではなく、新しいルーターの設定に関係していると考えられます。
スマートホーム機器用に別の SSID を用意する
ネットワークを分かりやすくし、トラブルを減らすために、Nest カメラやスマートプラグ、センサー、電球などのスマートホーム機器専用の Wi‑Fi SSID を作成することを検討してください。
- ノート PC、スマートフォン、大容量ストリーミング機器は、別の SSID に接続します。
- スマートホーム用 SSID は、安定性を重視する低帯域の機器を中心に使用します。
この分離によって帯域の管理がしやすくなり、トラブル発生時の切り分けも簡単になります。
Nest カメラが接続できても頻繁にオフラインになったり、映像が遅延したりする場合は、次のセクションで安定性向上とパターンの診断に焦点を当てます。
頻繁にオフラインになる Google Nest カメラの対処法
接続はできるものの、すぐにオフラインになるカメラは、接続できない場合と同じくらいストレスになります。この場合、根本原因はたいてい、電波強度の弱さ、ネットワークの混雑、または家庭内ネットワーク負荷のパターンにあります。
カメラが切断されるタイミングや状況のパターンを見つける
数日かけて、カメラの動作を観察してみてください。
- 家族が動画をストリーミングする夜など、特定の時間帯に切断されていませんか。
- 嵐や瞬間的な停電のあとにオフラインになりますか。
- 自宅から離れてリモートで確認しているときだけ切断されますか。
こうしたパターンを記録することで、ピーク時の混雑、電源の問題、定期的に行われるルーターの再起動など、根本原因の手がかりが得られます。
屋内外カメラへの Wi‑Fi 電波強度を改善する
電波を強化して「Google Nest カメラが接続できない」事象を減らすには次のようにします。
- ルーターをカメラに近づける、または家の中央に近い位置へ移動します。
- メッシュ Wi‑Fi システムや高品質の中継機を使用して、電波の死角をカバーします。
- 屋外カメラの場合は、メインルーターまたはメッシュノードが見通せる位置に取り付けます。
ネットワークが混雑しても切れないよう、弱々しい信号に頼るのではなく、強くて一貫した接続を目指しましょう。
ストリーミング、ゲーム、大容量ダウンロードによる混雑を抑える
大容量のダウンロードや 4K ストリーミングは、Nest カメラに必要な帯域を奪ってしまうことがあります。
- カメラの安定性が必要な時間帯は、大きなゲームのアップデートやクラウドバックアップを一時停止します。
- ルーターに機能があれば、大きなタスクを深夜などにスケジュールします。
- ネットワークがすでに遅く感じられるときは、家族に超高画質ストリーミングを控えてもらいます。
これらの安定性対策を行っても、まだ Google Nest カメラが正常に接続できない場合は、より高度なルーター設定が障害になっている可能性があります。
しつこい接続トラブル向けの高度なネットワーク設定
一部のルーターには、カメラを暗黙のうちに遮断したり隔離したりする高度な機能が搭載されています。これらの設定を調整することで、謎のオフライン現象が解消し、信頼性の高い接続を取り戻せることがあります。
ルーターのファイアウォール、ゲストネットワーク、AP アイソレーション設定
ルーターの管理画面またはアプリで、次の設定を確認します。
- ゲストネットワーク:これらはデバイス同士の通信を遮断することが多く、Nest カメラの接続には不向きです。カメラはゲストネットワークではなく、メインネットワークに接続しましょう。
- AP/クライアントアイソレーション:同じ Wi‑Fi 上のデバイス同士の通信をブロックする機能です。メインネットワークではオフにします。
- ファイアウォールルール:カメラから外部への通信をブロックするカスタムルールがないか確認します。
これらの機能はセキュリティ上は有用ですが、厳しすぎる設定にするとスマートホーム機器の動作を妨げてしまうことがあります。
Nest カメラ向けの QoS と帯域優先度設定
QoS(Quality of Service)は、帯域が限られているときに、どのデバイスを優先するかルーターに指示できる機能です。
- ルーターの設定画面を開きます。
- QoS またはトラフィック優先度のセクションを探します。
- Nest カメラを高優先度デバイスまたは「ビデオ」デバイスとして指定します。
この変更により、ネットワークが他のタスクで混雑したときでも、映像のカクつきやオフラインエラーが起こりにくくなります。
メッシュ Wi‑Fi、中継機、二重 NAT を避ける設定について
メッシュシステムや中継機は、設定次第で信頼性を高めることもあれば、逆に悪化させることもあります。
- メッシュノードは、メインルーターから強い信号を受信できる場所に設置し、カバー範囲のギリギリ端では設置しないようにします。
- 中継機を中継機に接続する「数珠つなぎ」は避けます。信号が弱まり、遅延も増えます。
- ISP から提供されるモデム一体型ルーターと自前のルーターの両方を使っている場合、二重 NAT 状態になっている可能性があります。いずれか一方をブリッジモードにしてネットワーク構成を簡素化し、ルーティングの競合を防ぎます。
ここまでの対処でカメラは接続できるようになったのに、アプリ上で奇妙な挙動が残る場合は、問題の原因が Wi‑Fi ではなく、Google アカウント、アプリ、ファームウェア側にある可能性があります。

アカウント、アプリ、ファームウェアの確認
「Nest カメラが接続できない」問題のすべてが、純粋な Wi‑Fi トラブルというわけではありません。Google アカウントの不一致や古いファームウェアも、予期しないエラーやオフライン表示を引き起こすことがあります。
正しい Google アカウントと「ホーム」を使用しているか確認する
まずは Google Home アプリの基本情報を確認します。
- カメラを最初にセットアップしたときと同じ Google アカウントでログインしているか確認します。
- 画面上部で、複数の「ホーム」がある場合は、正しいものを表示しているか確かめます。
- カメラが、現在表示していない別のホームや共有アカウントに割り当てられていないか確認します。
異なるホームを見ていたり、別のアカウントでログインしていたりすると、実際は動作しているカメラが、アプリ上では消えたように見えたり、接続できないように見えたりします。
カメラのファームウェア更新とアプリのバージョンを確認する
Google Nest カメラのファームウェアは、接続されて待機中のときに自動的に更新されます。
- カメラの電源を入れたままオンライン状態にしておきます。バックグラウンドで更新をダウンロードしてインストールします。
- Google Home アプリも常に最新の状態に保ち、機能をカメラのファームウェアと整合させます。
新しいファームウェアには、バグ修正や性能改善が含まれていることが多く、しつこい接続問題の解消につながることがあります。
Nest Aware とクラウド機能が接続性に与える影響
Nest Aware などクラウド機能は、安定したアップロード接続に強く依存します。
- 常時録画は、イベント時のみ録画よりも多くの帯域を使用します。
- 回線速度が遅いプランでは、常時アップロードにより、バッファ、通知遅延、一時的な切断が発生する可能性があります。
もし Nest カメラがうまく動作しない場合は、画質を下げるか、イベントベース録画に切り替えてネットワーク負荷を軽減してみてください。
ここまで確認しても、Google Nest カメラが接続できない、またはオンラインを維持できない場合は、完全なリセット、ハードウェアチェック、もしくは Google への直接問い合わせを検討すべき段階です。
工場出荷時リセット、交換、Google サポートへの連絡のタイミング
トラブルシューティングをどれだけ行っても直らないケースがあります。その段階では、リセットを行うべきか、ハードウェア故障を疑うべきか、あるいはサポートに連絡すべきかを判断する必要があります。
Nest カメラに完全な工場出荷時リセットが必要な兆候
次のような場合は、フルリセットを検討してください。
- 別のネットワークを試しても、セットアップが最後まで完了しない。
- 標準のガイドと一致しない、奇妙な LED の動作やエラーパターンを示す。
- 同じ Wi‑Fi ネットワーク上で他の機器は正常に動作しているのに、そのカメラだけがオフラインのまま。
工場出荷時リセットにより、保存されている Wi‑Fi やアカウント情報がすべて消去され、破損した設定を取り除いたクリーンな状態からやり直せます。
ハードウェアの問題か Wi‑Fi の問題かを見分ける方法
ハードウェアの問題とネットワークの問題を切り分けるには、別のネットワークでカメラをテストします。
- カメラを友人や家族の家に持っていくか、プランが許すならモバイルホットスポットを使用します。
- そこで最初からセットアップを試みます。
別のネットワークでは簡単に接続できる場合、自宅のネットワークに原因がある可能性が高いです。どこでも接続できない場合は、カメラ本体に故障や損傷があるかもしれません。
Google Nest サポートに連絡する前に準備しておくこと
サポートとのやりとりをスムーズに進めるために、事前に次の情報を用意しておきましょう。
- カメラの機種名、シリアル番号、おおよその購入日。
- アプリに表示されたエラーメッセージの内容。
- これまでに試したトラブルシューティングの内容(リセットやルーター変更などを含む)。
この情報があれば、サポート担当者は基本的な手順の繰り返しを避け、すぐに高度な診断や修理・交換の検討に進むことができます。
ここまで進んだのであれば、「Google Nest カメラが接続できない」問題の多くをすでに切り分けたことになります。最後は、同じ問題を再発させないための対策です。
今後「Google Nest カメラが接続できない」問題を防ぐには
長期的な安定性には、少しの計画性が必要です。いくつかのベストプラクティスを守ることで、Nest カメラの接続を維持し、再び同じトラブルシューティングを行う可能性を減らせます。
現代のスマートホームにおけるルーター設置のベストプラクティス
カバー範囲を広げ、死角を減らすには次のようにします。
- ルーターは家の中央に近い開けた場所に置き、キャビネットの中やテレビの裏などに隠さないようにします。
- 大型の金属製品、水槽、非常に厚いコンクリートやレンガの壁からは離して設置します。
- 家が広い、または階数が多い場合は、単体ルーターに頼るのではなくメッシュシステムを検討します。
設置場所を最適化することは、単により強力なルーターを購入して悪い場所に置いたままにするより、はるかに効果的なことが多いです。
複数の Nest カメラを追加するときの Wi‑Fi カバー計画
カメラを追加するごとにトラフィックは増え、安定した信号が求められます。
- 新しいデバイスを追加する前に、現在のルーターとインターネット回線がそれらを十分にサポートできるか確認します。
- カメラを設置する予定の場所をカバーできるよう、必要に応じてメッシュノードやアクセスポイントを追加します。
- ネットワーク名やパスワードを整理・記録しておき、今後の更新やリセット、新規デバイスのセットアップを容易にします。
事前に計画しておくことで、システムが拡張しやすくなり、スマートホームが壊れやすい構成になるのを防げます。
定期的な更新と基本的なネットワークチェックをスケジュールする
簡単なメンテナンス習慣をつけることで、突然のトラブルを防げます。
- 数か月に一度はルーターのファームウェア更新を確認し、適用します。
- すべての端末で Google Home アプリが最新であることを確認します。
- 時間の経過とともに速度低下が起きやすいルーターの場合や、メーカーが定期的な再起動を推奨している場合は、定期的に再起動します。
こうした小さな習慣により、「Google Nest カメラが接続できない」問題は例外的なものとなり、スマートホームのセキュリティを安定して維持できるようになります。
まとめ
Google Nest カメラが接続できない場合、その原因はたいてい、電源トラブル、弱い Wi‑Fi、パスワードの誤り、厳しすぎるルーター設定、またはアカウントの不一致といった、限られた要因に集約されます。基本的な確認と再起動から始め、ネットワーク設定やファームウェアの確認へと段階的に進めることで、当てずっぽうに頼ることなく、真の原因を切り分けて解決できます。
このガイドを、Nest カメラがオフラインになったときのチェックリストとして活用してください。最も簡単な対処から始め、変更のたびに結果を確認し、それでも解決しない場合に限って、工場出荷時リセットやサポートへの連絡といった深いステップに進みます。安定した Wi‑Fi 環境と最新状態のアプリ、そして少しの計画性があれば、Nest カメラは安全で効率的なスマートホームの一部として、信頼性の高い常時監視を提供してくれます。
よくある質問
インターネットは使えるのに、Google Nest カメラが Wi‑Fi に接続できないのはなぜですか?
インターネット自体は使えるのにカメラが接続できない場合、多くはローカルな問題です。よくある原因としては、カメラがルーターから離れすぎている、カメラに保存されている Wi‑Fi パスワードが間違っている、ゲストネットワークや AP アイソレーション、厳しすぎるファイアウォール設定などのルーター設定があります。カメラ付近の電波強度を確認し、パスワードを確かめ、カメラがゲスト SSID ではなくメインの 2.4 GHz ネットワークに接続されていることを確認してください。
Wi‑Fi ルーターやパスワードを変更した後、Nest カメラを再接続する方法は?
ルーターやパスワードを変更しても、カメラは以前の認証情報を使おうとします。Google Home アプリを開き、カメラを選択して設定画面に進んでください。Wi‑Fi やネットワークの項目を探し、新しいネットワーク名とパスワードに接続する手順に従います。何度も失敗する場合は、カメラの電源を入れ直すか、初期化(ファクトリーリセット)を行い、更新後の Wi‑Fi 上で新しいデバイスとして再セットアップしてください。
Nest カメラが頻繁にオフラインになる場合、より強力なルーターが必要ですか?
必ずしもより強力なルーターが必要とは限らず、より良いカバー範囲が必要な場合があります。カメラがルーターから離れすぎている、または厚い壁で隔てられている場合、角に置かれた高出力ルーター 1 台よりも、メッシュ Wi‑Fi システムや適切に配置した中継器の方が役立つ場合があります。機器をアップグレードする前に、ルーターを家の中央付近に移動する、干渉を減らす、QoS を有効にしてカメラの通信を優先するなどを試してください。複数の機器で切断が続く場合は、ルーターやインターネットプランをアップグレードすることで安定性が向上する可能性があります。